目玉おやじの白内障手術 奮戦記   2020年3月13日

glaucoma illustration奮戦記
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白内障手術を調べている内に緑内障の治療の最終治療方法が白内障手術との事。

何故、白内障手術と緑内障手術が関係するのか?

大切なのは、疑問を持ち続けることだ、神聖な好奇心を失ってはならない。

~アインシュタイン~

“The important thing is not to stop questioning; curiosity has its own reason for existing.”

大切なのは、疑問を持ち続けることだ、神聖な好奇心を失ってはならない。

大切なのは、疑問を持ち続けることだ、神聖な好奇心を失ってはならない。

 

緑内障とは

目玉おやじ
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緑内障は昔は青底翳(あおそこひ)とも呼ばれていた、英語では”glaucoma”、眼圧異常等の原因で視神経が障害され視野(見える範囲)が狭くなる病気、日本で失明の第一の病気。

緑内障の症状、原因

視野が欠けるのが特徹の線内障
 緑内障とは視野に少しずつ見えない部分が増えていく病気です。
 初めのころは気がつきにくく、見過ごしてしまいがちです。しかし、「ちょっとおかしいな」と自覚症状を感じるころには病気がかなり進行しているケースが多くあります。


 日本では、40代以上では30人に1人の割合で発症し、中途失明の原因の第1位となっています。あなたの身近にも、思っている人がいるのではないでしょうか。


 とは言え『緑内障をいたずらに恐れる必要はありません。「線内障=失明」という時代もありましたか、冶療法が発達したことから、きちんと冶療を受ければ病気の進行を抑えることができるのです。


人は外からの光を眼球の中の網膜にある神経線維でキャッチし、視神経を経て『情報を脳に伝えることで、「もの」を見ています。


 ところが『網膜内にある神経線維は。視神経乳頭という郡分で折れ曲がり束になっています。曲がり目の部分は弱く、眼内圧力(限圧)が高くなって圧迫されると、神経線維の一部が偶つき死んでしまうことがあります。すると、その部分の視覚情報が脳に伝わらなくなり、視野が欠けてしまうのです。」度死んだ神経線維は再生することはなく、欠けた視野も二度と取り戻すことができません。これが緑内障です。 

引用:スーパー図解 白内障・緑内障 トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ

 

 

目玉おやじ
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緑内障の原因は眼圧が高くなる為らしいが何故、高くなる??

眼圧とは”眼球の丸さを維持する”システム
 人の眼球は、強膜の中に封入された硝子体や水晶体、房水などから成り立っています、この房水の状態が眼圧と密接な闘係があるので、少し詳しく見てみましょう。


 瞼の上から眼球にそっと触れると、柔らかく弾力があることがわかります。眼球の外殻を覆う強膜は、ちょうどビーチポールのビニールのような役割をしていますので、強膜だけでは球形を保つことができません。


 眼球の中の硝子体は、ゼリー状の組織です。卵の白身をイメージすると近いでしょう。硝子体の角膜側には水晶体があり、水晶体と角腹の間のスペース=眼房を満たしているのが房水です。房水には2つの役割があります。

 

まずは1つは、栄養の運搬。毛様体から分泌された房水が後眼房から前眼房に流れ、眼球内に栄養を運び、老廃物をシュレム管から静脈に排出します。

房水は一日、約3.2mL 排出されます、白内障 目薬 カリーユニ の市販品は5mlなのでかなりの量です。

 

 房水のもう1つの大切な役割が、眼圧の調整です。
 ビーチボールに空気をたくさん入れると硬くなるように『房水の量で眼球の硬さが決まります。房水が一定のになるよう分泌と排出が調節されているおかげて、眼球は内側から適度な圧力がかかり、きれいな球形を保っています。正常なときの眼圧は、10~20㎜Hgです。


 ところが何らかの理由で分泌と排出のバランスがくすれ、房水の量が多くなりすぎると、眼圧が高くなるのです。緑内障は、このバランスのくずれる理由ごとにいくつかのタイプに分けられています。

引用:スーパー図解 白内障・緑内障 トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ

原発閉塞隅角緑内障

 

目玉おやじ
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緑内障は日本では40歳以上の年齢層では5% (20人に1人)と比較的高く、その中で原発閉塞隅角緑内障が0.6%となっています。しかし、閉塞隅角緑内障ではないけれど、隅角が詰まっている予備軍を加えると1%を超え百人に1人以上は閉塞隅角にかかる恐れがある怖い眼病。

緑内障は発症の原因すなわち、房水の分泌と抽出のアンバランスによっていくつかのタイプに分けられています。次に各々の緑内障について解説します。


 房水は毛様体から分泌され、老廃物はシュレム管から排出されます。虹彩と角膜の間には房水が流れる”隅角”と呼ばれる部位がありますが『何らかの原因で隅角が虹彩でふさがれると、シュレム菅に房水が流れなくなります。そのため、眼圧が高くなって発症するのが「原発閉塞隅角緑内障」です。


 原発閉塞隅角線内障では、房水の流れがほぼ完全に止められてしまうために眼圧が急上昇するのが特徴です。「急性緑内障」ともいい、発作から48時間以内に処置をしないと失明の危険もあります。前日まで何の不調もなかったのに、突然発作が起きてどんどん症状が進んでしまうのが、原発閉塞隅角緑内障の怖いところです。

 発作は、長時間下向きになっていたとき、興奮したとき『目を酷使したり暗いところでものを見ていたとき、不眠や過労、過度のストレス、散瞳薬の使用後などに見られます。
 目の激痛、目のかすみ、視力低下、光の周りに虹がかかって見える虹視症の発症、頭痛、吐き気などを伴います。結膜の充血や角一に浮腫や混濁、瞳孔が拡大しているのがわかることもあります。

 ただ。発作が起きても速やかに適切な治原を受ければ失明は避けられるのでこれらの症状があったら一刻も早く眼科を受診しましょう。

原発閉塞隅角緑内障

原発閉塞隅角緑内障

引用:スーパー図解 白内障・緑内障 トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ

 

原発開放隅角緑内障/正常眼圧緑内障

目玉おやじ
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日本では正常眼圧緑内障が緑内障全体の約6割と多く、近年増加傾向にある自覚症状が少ない怖い眼病です。

「原発開放隅角緑内障」は原発閉塞隅角緑内障と違い隅角はふさがれていないのですが、シユレム管の手前にある、線維柱帯という網目状の部分が詰まって房水の流れが悪くなり眼圧が上がることで発症します。


 遺伝的な要因や、40~50代の近視の人、糖尿病の人に多い病気とされています。また『自覚症状が頭痛や眼精疲劣ぐらいしかないため、発見が遅れがちなのが緑内障の怖さです。
発症してから数年、10年と長い年月をかけて少しずつ症状が進行するので、視野が狭くなっていることになかなか気づかないのです。

 40代を過ぎたら、時々片目をつぷつて自分の視野を確認するくせをつけるといいでしょう。特に、家族に原発開放隅角緑内障患者がいる人は、症状がなくても定期検査を受けるようにしましょう。

 何らかの理由で房水がうまく排出されなくなることで眼圧が上がり、視神経が傷つくのが緑内障だと説明しましたが、眼圧が正常範囲にもかかわらず発症するのが「正常眼圧緑内障」です。実は日本人にはこの正常眼圧緑内障が緑内障全体の約6割と多く、近年増加傾向にあります。

 原因は、視神経の血液循環が悪くなっていることや視神経乳頭の構造が弱くなっていることなどか考えられますが、正確なところはわかつていません。近視や加齢をリスクとして考える医師もいます。

 正常眼圧緑内障の疑いがあるときは、脳や耳鼻科系の病気が原因で視野が失われているのではないことを、検査で十分に確認する必要もあります。

原発開放隅角緑内障/正常眼圧緑内障

引用:スーパー図解 白内障・緑内障 トップ専門医の「家庭の医学」シリーズ

 

緑内障で白内障手術

目玉おやじ
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閉塞隅角緑内障を発症した時点で白内障手術を行い、眼内レンズに
挿入し、白内障はもとより、隅角が開放できて閉塞隅角緑内障の治療もできる。

 閉塞隅角緑内障の冶療ですが、基本は隅角を開放して、房水の流れをよくし、眼圧を下げることになります。そのため、虹彩の端にレーザーで小さな孔をあけ、房水の流れをよくする方法が行われてきました。

しかし、レーザーは角膜を通過しますので、眼圧が高くなって、通常ではない状態の角膜を通過するときに角膜に障害を起こし、後々、角膜移植をしなければならない状態に陥る人も少なからず存在します。

そこで、最近では、白内障のある人には、閉塞隅角症になった場合、白内障手術を行うことにより元々ある水晶体は厚さが4~5㎜ありますので、それを眼内レンズに置き換えることにより虹彩の後ろからの圧迫を解除でき、レーザーよりもよリ確実に、広い隅角をつくることができて、眼圧を下げることができるようになってきました。


 閉塞隅角緑内障は60歳を超えた方に多く発症しますので、この年齢の場合、白内障が生じてきていることが多いですから、閉塞隅角緑内障を発症した時点で、準備をしっかりして、
白内障手術を行い、眼内レンズにより水畠体を再建することにより、白内障はもとより、隅角が開放できて、閉塞隅角緑内障の冶療ができるということになります。

引用:近畿中央病院

 

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