いよいよ、白内障手術の当日、高まる不安、興奮。
今日で濁った左眼の老化した水晶体とはおさらば。
65年間、雨の日も風の日も私の左眼として働いてもらい感謝、感謝。
しかし、今日からは私は新たに人口水晶体を左眼に入れてミニ人造人間、サイボーグとして新しく生まれ変わります。(笑)
白内障手術を受ける!
白内障手術 当日
朝、JR仙台駅を降りて、眼科病院に向かう、午前9時に到着し、受付を終了し待合室で待機する。 次から次へとジーサン、バーさんが来る、あっという間に待合室は満員状態。
しかし、看護師さんが次から次へと患者を呼びだして診察室に消えるので待機時間は数分程度。 私の名前も呼ばれてコロナ対策としてレーザー表面温度計で体温が測定され、診察室に連れていかれる、診察室では血圧が測定、手術の準備が整う。
次に二階の手術ルームの移動して待機して手術の説明を受ける。手術は10分間程度で終了との事。 及び手術後の3種類の点眼液の説明と点眼の方法のレクチャーを受ける。
下が3種類の点眼液。
- サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1% 外眼部および前眼部の炎症性疾患の対症療法
- ガチフロ点眼液 細菌を殺菌する目薬
- ネバナック点眼液 白内障や緑内障手術などの眼科手術後の炎症を抑えるため
その後、手術衣に着替えてから別の待機室にて30分間程度、手術を待つ。 待機中はリラックスの為に調和道 丹田呼吸法を行い、息を整える。
10分間隔で白内障の患者さんが次々と手術室に移動する、かなり早いスピード、稼働率が良く、ムダ、ムリ、ムラのない手術の流れ。
この時の私が下、緊張感にあるれています!
そして午後10時20分頃にとうとう、私の名前が呼ばれ、手術室に呼ばれ、緊張感が一段と高まる。
手術室の椅子で待機中に看護婦さんから点眼麻酔をされる、左眼がボヤーとした感じになるが、まだ視力はあり、明るさは感じた。
約3分後に看護婦さんと一緒に手術台に移動。
仰向きに手術台に寝て、開始を待つ。
担当の手術の先生が私の名前の確認をした後に顔面を覆う布をかぶせる。
手術をする箇所は穴が開いているので上は見える。
上は手術台の円形照明が3個が点灯していた、その時に左眼で見えた画像が下。
手術開始。
まずは①メスにて角膜を切開、しかし何も見えず、痛みも感ぜず。
次に②濁った水晶体を砕いて吸い出す。
砕いている時は左眼の視力がかなりボヤけたように感じた。
そして砕いた水晶体を吸い出し、眼内を綺麗にするために水を注入する時は瞼に大量の水が溢れたのでクリーニングしていることが分かった。
最後に③眼内レンズの挿入。
痛み等何も感じなかったが入れた瞬間にボヤけた視力はクリアーになり、眼内レンズを挿入している事が分かった。
最後に左眼にガーゼ及び眼帯を取り付けて手術は完了。
手術後はナースルームにて血圧の測定をして無事終了し、帰宅する。
帰宅時は左眼に眼帯をしていたので方向感覚が正常時を違うので歩行速度を落としながらJR仙台駅に向かう。
家に着くころには左眼にしていた麻酔切れてきたせいか、左眼に明るさが感じるようになった。
レンティスコンフォート 白内障 眼内レンズ
私が眼内レンズとして選んだのが多焦点レンズであるが国民康保険での手術が適用される参天製薬の『レンティスコンフォート 』
遠~中距離にピントがあったレンズです。
以前は50万円以上した多焦点レンズですが『レンティスコンフォート 』は単焦点レンズと然程、価格がかわらない総額 約5万円の眼内レンズです。
動画 白内障手術 レンティスコンフォート挿入
保険適応の多焦点レンズであるレンティスコンフォート(LENTIS Comfort®︎)を用いた白内障手術です。
このレンズは、+1.5Dの加入があり、遠方から中間距離(70cmくらい)まで見やすくなっています。近くは十分に見えないこともあるため、近用眼鏡(老眼鏡)が必要となることがあります。分節状屈折型レンズであるため、回折型多焦点レンズのようなハロー(光がにじむ)、グレア(光が眩しい)といった不快感がほとんどありません。しかし、乱視には対応していません。
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