今日が開眼の日。
今日から世界がどのように見えるか?
ゲーテのファウストの名言 「時よ止まれ、お前は美しい」
開眼の時
白内障手術 開眼
朝、午前8時半にはSY眼科に到着するが既にジーサン、バーさんが待機しており、ジーサンで私もその中に加わる。
そして今日も次から次へとジーサン、バーさんが来て、あっという間に待合室は満員状態。 看護師さんに呼ばれて診察室に移動、ここで看護婦さんが眼帯を外し、いよいよ『開眼』。
事務的にテキパキと看護婦さんが眼帯を外すので『開眼』という儀式を味わう間もなく、左眼の視野が開かれる。
”遠くも、そして近くもはっきり見える!”
やはり、はっきり見えることは素晴らしい! 心が躍る!
今までの左眼ではどんなに素晴らしい風景、花そして女性を見ても霞んだ画像しか網膜に映し出せなかったが白内障手術後はバッチリと風景、花が見える。
ゲーテのファウストの名言のように 「時よ止まれ、世界は素晴らしい」である。
白内障手術での開眼時の感動については おぼっちゃまくんの作者 小林氏の場合は翌日の朝に眼帯を外したようであるがその時の様子が小林氏の本 『目の玉日記』に総天然色カラーで4ページ分、描かれている。
よほど嬉しく、感動したのだろう! 何しろ数年? 霞んだ世界で暮らしていたのだから・・部屋に飾ってある花の美しさをピァーな気持ちで描いている。
関連記事:目玉おやじの白内障手術 奮戦記 2020年3月5日
その後、検査室にて視力検査を受ける、結果 左眼 0.8とまずまずの結果。
おまけに私の場合、レンティスコンフォートという多焦点レンズを眼内レンズとして選んだせいか、左眼は老眼鏡がなくても近くがぼやけずに見える!!
これは大助かり、今までは本、PC作業をする際は必ず 老眼鏡が必要だったがこれからは裸眼で見える。
最後に診察室にてSY先生の診察があり、術後の経過を見ていただき、経過良好ということで今日の診察は終了。
帰宅時は左眼にゴミ等の異物が入らない事と眩しさ防止の為にサングラスを着用して眼科を出て隣の薬局で3種類の点眼薬を購入後、帰宅する。
帰りはJR仙台駅で電車に乗り、最寄りの駅で下車して自転車で帰宅。
途中で見た百合の花が本当にきれいだった!!
レンティスコンフォート 白内障 眼内レンズ
私が眼内レンズとして選んだのが多焦点レンズであるが国民康保険での手術が適用される参天製薬の『レンティスコンフォート 』 遠~中距離にピントがあったレンズです。 以前は50万円以上した多焦点レンズですが『レンティスコンフォート 』は単焦点レンズと然程、価格がかわらない総額 約5万円の眼内レンズです。
動画 白内障手術 レンティスコンフォート挿入
保険適応の多焦点レンズであるレンティスコンフォート(LENTIS Comfort®︎)を用いた白内障手術です。 このレンズは、+1.5Dの加入があり、遠方から中間距離(70cmくらい)まで見やすくなっています。近くは十分に見えないこともあるため、近用眼鏡(老眼鏡)が必要となることがあります。分節状屈折型レンズであるため、回折型多焦点レンズのようなハロー(光がにじむ)、グレア(光が眩しい)といった不快感がほとんどありません。しかし、乱視には対応していません。 https://youtu.be/jCgREDj7vaE
コメント