左眼の白濁に気が付いて早、半年。
期待の白内障を改善する特効薬『シーナック』を毎日、点眼するが効果は表れず。
白内障の手術を検討する時が来たようだ!
しかし、いつ、手術をすれば良いのか、グッドタイミングは何時か、判断が付かず。
未来とは、今である。
The future is now.
- マーガレット・ミード -
(米国の文化人類学者 / 1901~1978)
*日本の諺 『思ったら吉日』につうじる名言、つまり 即、行動!!
白内障手術のグッドタイミング
目玉おやじ
白内障手術は何時、行えばいいのか?ガンなら早期治療が常識だが白内障は遅くても問題ないのか? 深作眼科 の院長 深作秀春氏が書いた本には下記のように早期治療に必要性が書かれています。
白内障手術のベスト時期
はっきり言いますが、白内障手術を遅くしても、良いことなどありません。逆に、遅らせ
ることでどのような弊害が出てくるかを知るべきです。
ひとつは、白内障の治療を遅らせることで、緑内障になるということです。水晶体は生涯
にわたって成長し、大きくなります。20代では水晶体の直径は7.5ミリぐらいですが、90代で
は9ミリにもなるほどです。これによって、眼の中の隅角という、水の流れ出るところが狭
くなっていきます。つまり、水の流出に抵抗が増えるのです。すると眼圧が高まり、こんど
は緑内障の始まりとなります。
偽落屑症候群で白内障になっている方は、早期の白内障手術が必要です。緑内障を合併し、
時開か経つと水晶体を支えるチン小帯が脆弱化し、散瞳不良となります。白内障だけであれば時間が経っても手術ができますが、緑内障になると、視神経がダメージを受けてしまい、
視神経は再生しないために、取り返しのつかない状況になることが多いのです。
さらに、白内障の手術をするにはむしろ遅すぎるくらいの時期でも、「まだ早い」と言わ
れることがよくあります。それは近代的な白内障手術の良い結果を出せない医師の場合です。
最新の方法であれば、術後視力で1.2以上が出るのは当たり前です。しかし、研修病院では、手術手技の問題と眼内レンズの精度の問題で、視力が0.5ぐらいしか出ないことがざらです。
となると、下手をすれば手術前よりも視力を悪くしてしまうかもしれません。このような
腕や経験や知識しかない医師であれば、「まだ早い」と言いたくなるのでしょう。
ぜひ、そのような医師ではなく、きちんとした腕と治そうとする思いを持っている医師を
選ぶようにしてください。
引用:視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ (光文社新書)
白内障手術の眼科、医者の選び方
目玉おやじ
ではどうようにしたら白内障の手術で失敗しない眼科、医者を選択したらいいのか??
白内障は、眼科の手術の基本です。しかし、これはイコール、簡単だという意味ではもち
ろんありません。むしろ施設によって、白内障の手術結果はまったく違うのです。単焦点レンズでもかなり違うのですが、とくに多焦点レンズを使用した手術では、術者の腕による結
果はまったく異なります。 ゛
本当に良い視力を得たいのならば、実績数と、多焦点レンズ移植術後の成績の良い医師の手術を受けるべきです。
多焦点レンズは、プリズムを使ったレンズで光を2つに分けるために、1つの焦点には半
分以下の光しか行きません。網膜の感度はそれはどよくないので、白内障手術を完璧におこ
‘ない、必要に応じて網膜硝子体手術をして濁りを減らしたり、乱視矯正手術の併用をしたり
することで、裸眼で1.2以上の視力が出ます。
正直に書きますが、それなりに知られた有名病院で、多焦点レンズを移植され、視力が0.2程度しか出ないためにがっかりして当院を頼ってくるような方が多くいる状況です。
引用:視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ (光文社新書)
白内障手術のレンズ選び方
目玉おやじ
白内障のレンズには単焦点レンズと多焦点レンズがあるらしいが違いはそして価格は?
水晶体の代わりに目に入れる眼内レンズ。これにはいくつかの種類があるので、手術前に自分の生活に合わせたものを選ぶ必要があります。
というのは、眼内レンズは、水晶体のように厚みを変えることができないからです。水晶体は、”毛様体””という筋肉が動くことによって、近くを見るときは厚みを増して屈折を強め、遠くを見るときは厚みを薄くして屈折を弱くすることで、ピントを合わせます。
ところが、人工の眼内レンズでは厚みを変えることができません。そのため、常に一定の距離にピントが合った状態になるのです。
例えば、近距離に合わせた眼内レンズを入れた場合『新聞を読むときなど近くは裸眼で大丈夫ですが、遠くはぼんやりとしか見えないので、近視の場合と同様に眼鏡をかけて矯正することになります。
そこで、なるべく裸眼ですむように、ピントを合わせる位置を自分の生活に合わせて選ぶ必要があるのです。
レンズは『おもに3硬類あります。 まず、①近距騅にピントを合わせるレンズ。そして、②遠くに合わせるレンズでは、外出するときや運転などは裸眼で問題ありませんが、本を読んだり手もとの細かい作業をするときは眼鏡をかけます。そして、③中くらいの距離に合わせるレンズでは『テレビを見たり室内での行動はほとんど閣窟ありませんが、本や新聞を読むときなどは少し離すなどの工夫が必要です。また、車の運転など遠距離に関しては眼鏡をかけます。
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